Zoomでアインシュタインになってみた
alievk/avatarify: Avatars for Zoom and Skype
この記事は MacOS でのセットアップ方法を記述しています。
環境でセットアップ手順が異なるので、LinuxやWindowsの場合はリポジトリのREADME.mdを参照してください。
【環境】
OS: MacOS Catalina 10.15.3
端末: MacBook Pro 2017
プロセッサ: 2.3 GHz デュアルコアIntel Core i5
メモリ: 16 GB 2133 MHz LPDDR3
グラッフィックス: Intel Iris Plus Graphics 640 1536 MB
GPU: なし
インストール
miniconda3 をインストール
Installing on macOS — conda 4.8.3.post14+07a113d8 documentation
Miniconda — Conda documentation よりインストーラーをダウンロードする。
# 対話シェルが起動するので、内容に沿ってインストールを進める。
$ zsh Miniconda3-latest-MacOSX-x86_64.sh
$ export PATH="$HOME/miniconda3/bin:$PATH"
avatarify のリポジトリをクローンしてインストール
$ git clone https://github.com/alievk/avatarify.git
$ cd avatarify
$ zsh scripts/install_mac.sh
$ conda activate avatarify
学習済みモデル vox-adv-cpk.pth.tar をダウンロード
Google ドライブからダウンロードして avatarify ディレクトリ配置する。
※ tarファイルは解凍せずにそのまま配置する
CamTwist をダウンロード
ここからダウンロードする
実行
avatify を起動
"Cannot open camera" のエラーが発生したら、scripts/settings.sh の CAMID を 0 から 1, 2, ... に変更する。
自分の場合は 1 に変更したら、正常に起動しました。
$ zsh run_mac.sh
CamTwistを起動
2.1 「Desktop+」 を選んで Select をクリック
2.2 Settingsの項目内で 「Confine to Application Window」を選択してセレクトボックスで「Python(avatarify)」を選ぶ
アバターが表示されたウィンドウで 1, 2, ... と数字キーを押せばアバターの切替えができます。
Zoomdでバーチャルカメラを利用できるようにする
Mac の Zoom v4.6.8 以降のバージョンでは仮想カメラが使えないようになっているので、ライブラリ署名を削除して仮想カメラを利用できるようにする。
$ codesign --remove-signature /Applications/zoom.us.app
Zoomを起動
4.1 Zoom で 設定 > カメラ > CamTwist を選択
GPUが無いと ~1FPS しかパフォーマンスが出ないので、動いてはいるのですが全く楽しめないです。😢